磨き上げた築炉技術で
鉄づくりを縁の下で支える

エヌシーでは築炉業務を手がけており、大同特殊鋼㈱知多工場と築地テクノセンターで、炉の内壁の構築や保守を行っています。 炉には暖炉や焼却炉など、いろいろな種類がありますが、私たちが関わっている炉は、溶けた鋼(溶鋼)を運搬、精錬したり、一時的に蓄えたりする取鍋、タンディッシュと呼ばれる大型容器です。ほかにもステンレス精錬炉や真空脱ガス炉といった炉も扱います。溶鋼の温度は1600℃以上の高温。そこで熱から炉の本体を守るため、私たちが内部に耐火物と呼ばれる耐火性の高い物質を張り替える作業を行うのです。  築炉業務は、伝統技能が発揮される職人の世界。私たちの技術が活かされることで、炉が安定的に稼働し、さまざまな高品質の鉄がつくられます。私たちは鉄づくりを縁の下で支え続けるプロ集団なのです。

炉は、鉄づくりに不可欠な設備。鉄は後に工業製品に生まれ変わります。それゆえ誰もがモノづくりの起点で働いていると自負。自分たちの確かな技術がモノづくりに活かされることは大きな誇りです。

効率的かつ合理的に使用できる道具・原材料を維持管理しながら、私たちが施工や補修を施した炉は、自慢の作品だと思っています。自信を持って送り出した炉が安定稼働する様子は最高の喜びです。

熟練者は若い世代を育てることに力を入れ、逆に若手は熟練者の腕前に惚れ込んでいます。今、エヌシーは20代の若手世代が大奮闘。作業責任者をめざしたりする社員が次々に技術を磨いています。